早いもので、2023年もあと少し。みなさんにとってはどんな一年だったでしょうか?
ヤゴーシラカワでは今年から地域おこし協力隊の澁谷がメンバーとして加わり、WEBサイトもオープン!インタビュー記事が34本、特集記事が11本公開され、白川町に関わる『人』にフォーカスした記事を数多くお届けしてきました。
年末年始のお休みに、お気に入りの記事や見逃した記事をぜひ読んで欲しい…!!ということで、ヤゴー編集部オススメの2023年公開記事を5つ紹介していきます!
おうちでゴロゴロしながら、あるいは帰省や旅行の移動中などのお供にぜひ読んでみてください!
澁谷(しぶたに)のオススメ記事
ライターとして活動する澁谷のおすすめはこちら!
”「自分の気持ちに素直になる」野山のお花屋さんが直感を信じてつくる『里山での暮らし』”
黒川地区在住の児嶋陽子(こじまようこ)さんのインタビュー記事です。
児嶋陽子さん
黒川地区に移住し、ご主人の健さんと有機農家としても活動。野山の花屋『道草Sunpo』を運営し、2023年9月からはクラフトビール『農LAND BEER』(https://nohlandbeer.com/)の製造・販売も開始しました。
澁谷コメント:
自分の好きなことを話す時の陽子さんの熱量や、
「『ビビッてきたこと』は必ずやるようにしている」
「小学生の時から1日も欠かさずに日記を書いている」
という言葉は強く印象に残っています。自分の好きなことや、大事にしたいものを振り返るきっかけになる記事だと思うので、年末年始にピッタリ!
僕自身、日記や文章を書くことが好きなので「こんなに明るい陽子さんに、自分との共通点があるのか…!!」とちょっと嬉しくなったりもしました(笑)
協力隊に着任してからほぼ初めての取材執筆ということもあり、いろんな書き方を試してみました。そしてそれに合わせて、たくさん赤ペンで原稿を修正してもらったことも覚えています…(笑)
榊間(さかきま)のオススメ記事
屋号は山本!ラジオや企画にも登場する榊間のおすすめはこちら!
”第1回『ナンバーワン朴葉寿司はどれだ選手権』”
6月にピアチェーレで開催された『ほう葉フェスタ』に併せて、出店された朴葉寿司の食レポに挑戦した特集記事です。
榊間コメント:
町の郷土料理”朴葉寿司”を紹介するため、ほう葉フェスタにかこつけて企画したこの特集記事。ライターの澁谷さんには、写真と録音データのみを頼りに執筆していただきました。
取材では飛騨川沿いのテラスに7種類の朴葉寿司を並べて順番に食レポしましたが、文字に起こされることを意識しすぎてなかなか言葉が出ず。「選手権」と言いながらも、ただ感想を言っていくだけでしたが、今読み返しても緩めな雰囲気がちょこっとだけ笑えます。
今気づきましたが総評は全部星3つやったんですね(笑)
不慣れながらも町のPRに奔走する僕らの様子が分かる記事になっているので、くすっとしながら読んで欲しい1本、、、いや、前後編の2本です!
鈴村のオススメ記事
屋号は中の段(なかのだん)!FMららで放送される『ヤゴーはシラカワ』にも登場する鈴村のおすすめはこちら!
”「美味しい白川茶を守る」たまたまたどり着いた場所でつくりあげる『町民の誇る』”
蘇原地区在住の山口将司(やまぐちまさし/屋号は『中深井戸』)さんのインタビュー記事です。
山口将司さん
道の駅『ピアチェーレ』でお茶づくりを担当し、白川町の特産品である白川茶を守っている。小学生へのお茶教室の実施など、地域活動にも積極的に参加しています。
鈴村コメント:
白川町といえば「白川茶」だと多くの町民の方は答えると思います。
白川茶は、栽培から加工、販売促進など課題山積ですが、白川町には無くてならない風景であり特産品でありアイデンティティであることは間違いないです。
そんな白川茶を守り未来を切り開いていく姿と想いが、この記事を通じて伝わってきました!
ヤゴーシラカワ記事の魅力は、普段の姿や言動から想像できない、若しくは気になってるけど面と向かって聞けない「人の想い」を知れることだと思います。中深井戸(山口将司さんの屋号)さんの想いなんて、お酒を飲みながらや焚き火を囲んで話し込んでもなかなか聞けない。でも、そんな想いで地域の暮らしや仕事、風景、歴史が築かれていくのがわかった素晴らしい記事でした。
吉田のオススメ記事
屋号は笹乗(ささのり)!メンバーのまとめ役である編集長を務める吉田のおすすめはこちら!
”「自分で考えて動ける人に」自由な校長先生がつくる『自主と創造と可能性』を引き出す学校”
白川北地区在住の太田紀宏(おおたともひろ)校長先生のインタビュー記事です。
太田紀宏さん
白川町出身で、2023年4月から自身の母校でもある白川中学校の校長を務める。生徒と教職員が英語だけを使って1日を過ごす『オールイングリッシュデー』や、夏休みに使用されていない白川中学校のグラウンドをキャンプ場として開放する『学校でキャンプしよう!』を開催するなど、子どもたちの可能性を広げるため、さまざまな新しい企画を実施しています。
吉田コメント:
見た目はちょっと怖いけど、皆が驚くユニークな発想と行動力をお持ちの優しい校長先生!というのがこの記事を読む前の私の印象でした。
デジタル技術の発展により、深く考えなくても答えが導き出せる現代において「子どもたちも教職員も自分で考えて動ける人になって欲しい」という太田先生の考え方に共感を持った方も多いのではないでしょうか。
実際に我が子を通わせている保護者として、太田先生の考え方やこれまでの人生の体験談、ご自身の経験から今の子どもたちへのエールなど、子どもたちにも読ませたいと思いました。
この記事を読んでこれまでの自分を見つめ直し、新年の抱負を考えるのも良いんじゃないかと思います。
纐纈(こうけつ)のオススメ記事
屋号は櫻屋(さくらや)!吉田とともに、記事のチェックや編集に携わる纐纈のおすすめはこちら!
”「絶対やってやる」ツチノコ遭遇から美容院開業まで!波乱に満ちた100年間を支えた『12歳の決心』”
白川北地区出身の長尾崎(ながおさき)さんのインタビュー記事です。
長尾崎さん
白川北地区出身で、白川の中心地にある美容院『金鳥美容室』の創業者。ツチノコの目撃談をお持ちで、当時岐阜県に1軒しかなかったパーマを当てられるお店を営まれていました。
纐纈コメント:
『ツチノコ実録』と『先人の道のり』その2本分が味わえる記事だと思います。
まず最初に、あの幻の生物『ツチノコ』の目撃談が超具体的なんですが、なんとその目撃談が「ツチノコ」が全国的に有名になる前だったというから驚き!「音がしたらツチノコやと思えよ!」という崎さんのお知り合いの言葉が、ツチノコの郷土性と歴史を強く感じさせます。
でも一番の見どころは、『激動の時代』を自ら切り拓いてきた崎さんの道のりと、その上で『幸せ』だと語る崎さんの言葉たち。修行時代の衝撃的なエピソードから、自分のお店を建てる時の人とのご縁。そんな言葉たちの中に崎さんが歩んできた百年という長い月日の重みを感じ、最後の言葉を読む頃には涙をこらえてる自分がいました。(夜やったら余裕で泣いとったな…)
「辛いこともあったけどいろんな人に大事にしてもらって、わしは幸せやったなぁと思うよ。」そう、自分も胸を張っていえるような人生を歩んでいきたい、と思う記事でした。
まとめ
いかがだったでしょうか?
2023年に公開された記事の中から、ヤゴー編集部がオススメする5選を紹介してきました。ぜひチェックしてみてくださいね!
2024年もたくさん記事をつくり企画を実施していく予定です。来年もヤゴーシラカワをよろしくお願いします!