縦向きにしてください

ABOUT

                       

家を『屋号』でよびあう慣習が根づく白川町。町の想いを集め人と集落と未来をつなぐ

地元の想いが、かたらうところ

ここ白川町には、お互いの家を『屋号』で呼び合うという慣習が根付いています。

「櫻屋さんの子やら~?」
「ああ!松栄堂さんのとこか!」

その屋号は、家のまわりの地形や土地にあるモノ、家業にまつわるものから発祥がわからないものまで…種類や起源は様々です。

名前は変わっていくけど、屋号は変わらない。白川町の人たちが持つ、もうひとつの名前。

アイデンティティ…なんて大それたものではないですが、”居場所があること”のような不思議なあたたかみが屋号にはあります。

(場所についていることもあるので、屋号がある移住者の方も多いんです。)

そんな白川町は、トンネルを抜けた先にある山あいの小さな町。

朝は、山間に茶畑を包みこむ朝霧がかかり

昼は、清流の光と里山や田畑の緑がひろがり

夜は、山のシルエットをフレームに沢山の星を見上げることができる町。

白川茶や東農ひのき、地歌舞伎やパイプオルガンはそんな自然と、自然から育まれた感性で編んで生まれた文化です。

そして、今でも新しい文化は生まれ続けています。

昔は林業や製茶業、養蚕業のほか温泉街としても盛り上がった町でしたが、人口減少の波にも押され、このままではいずれ町自体がなくなってしまうかもしれません。

だけど、わたしたちは思いました。
その波に無理やりさからうことが白川町らしいんだろうかと。

町の人、自然、文化の「これまで」と「いま」を繋げることで白川町らしく「これから」をつくっていけるかもしれない。

『ヤゴー・シラカワ』は町の情報だけでなく
白川町にかかわる人の想いが集まる場所です。

そして白川町にかかわる人や、
町をすこしでもいいなと思ってくれた人たちと共につくる”もうひとつの居場所”

そんな場所を目指しています。

企画・運営:白川町役場・Anbai株式会社

<ヤゴーシラカワWEBサイト>

企画・プロデュース:Anbai株式会社

デザイン:神岡 真拓

コーディング:河村 恵彦