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「希少茶『白川茶』、この季節だけの新茶を飲み比べ!」

何気なく飲んでるお茶の違いって!?

6月になり、すっかり暖かい気候になりました。

さて、白川町でのこの季節といえば…新茶です!町内の各お茶屋さんから新茶の商品が販売されます。

しかし、そのお茶屋さんの数は10以上。地元の人は昔からの馴染みのお店で買い続けると言いますが…実際飲み比べてみたらどれぐらい違うんだろう。

 

ということでこの日は、

『役場職員/茶農家/茶師』というハイブリッドな肩書きを持つ渡辺憲正(わたなべかずまさ)さんが、6つのお店の6種類を淹れてくれました。

お茶の味わいチェック項目

お茶の説明をする憲正さん

お茶の説明をする憲正さん

 

 

「同じ白川町のなかでも茶葉の産地がいくつかあって、それぞれ毎年の出来に応じて味わいが違います」

 

「それを各お茶屋さんの茶匠がブレンドして、いつもの”そのお店の味”に仕上げていく。逆に農家さんのところはワインといっしょで、その年の出来により毎年味が違いますね」


新茶は、火を弱く入れ新鮮な香りを大事につくっているとのこと。

この日は6種類を順番に飲み『甘み』『こく』『渋み』『余韻』を「とても心地良い」~「心地良くない」という主観で5段階評価し、自分好みのお茶を見つけます。

*「コクとは、食べ物の味、香り、食感のすべての刺激によって感じとる総合感覚です。コクがあるとは、刺激の複雑さで形成され、さらにその刺激に空間的な広がりと、持続性が感じられる現象です」(https://shun-gate.com/power/power_93/ 参照

 

この日提供された6種類のお茶

この日提供された6種類のお茶。5種類は『やぶきた』という品種の茶葉をブレンドしたもの、残りの1種類は『さえあかり』という品種の茶葉をブレンドではなく、ひとつの農園で採れたものを使用しています

いざ飲み比べ!違いが分かる人もいれば…?

ということで、みなさんさっそく試飲。

飲み比べに集まった方々

役場庁舎の1階ラウンジで行われたため、お昼休憩中の職員や、カフェの珈琲を楽しんでいる方々が集まってきました

 

白川茶自体の特徴は、甘みも渋みもある濃厚な味わいです。

そのなかでも各お茶屋さんによりブレンド具合が変わり、かつ人それぞれの味覚の違いにより感じ方や好みが分かれます。

 

「飲むと、先に渋みがきます。甘みはそのあとでふわぁっとくるので、それを感じていただければ」

急須の匂いを嗅ぐ役場職員

お茶をPRする振興課の課長(写真右)と係長(写真左)

 

「あ、そもそも茶葉の匂いが違う!」

 

「え!そうなの!?」

茶葉の匂いを嗅ぐ課長

茶葉の匂いを嗅ぐ振興課課長

 

「ごめん、分かんねえわ(笑)嘘ついてんじゃねーの?」

 

「…」


人によって、

■ 違うことは分かるけど、どう違うのかは説明できない…

■ これはいつも飲んでる『道の駅ピアチェーレ』のお茶だ!

■ はっきり違いが分かる

という方まで、味覚や普段の習慣によってがそれぞれ!

 

庁舎内に店舗を構えるカフェ『cafe de て~る』の店主、田口さんが来ました。

じっくり匂いを嗅ぐ田口さん

飲んだ後はスマホで味の感じ方のアンケートに答えます

 

珈琲焙煎士でもある照章さん。まずはじっくり匂いから。

真剣な表情の田口さん

真剣な表情で味わいます

 

「①番は余韻がすごく残りますね。②番のお茶はすごくはっきりしてる感じがする。軽やかで、さわやか。
③番はすごく渋いですね。いちばんお茶としてはニュートラルな感じがするなぁ」

おお…!さすがです!

 

「⑤も渋みがすごい。焙煎が強いというか。⑥はなんだろう…これだけぜんぜん違う。異質だなぁ」

試飲した感想を話し合う様子

「3番はとろっとした感じ?あと濃厚ですね」「うん、普段お茶を飲まない人はスッキリしてないから苦手かもね」

 

やっぱり同じ白川茶でも、ブレンドによってぜんぜん違うみたい。

 

「濃いのが好きな人が好むお茶もあるし、逆にそういう人はあっさり飲みやすいお茶が嫌だったりします。でも多くの人に人気があるのは飲みやすいほうですね」

真剣な表情で試飲する方

味の違いを感じようとすると、自然とみんな真剣な表情に

 

「あ!ぜんぜん違う」

 

「ほんとに!?みんなうそくさいなぁ」

 

・・・

インパクトのある最後のお茶の正体は!?

試飲する方々

この日偶然、東京から白川町に来られていた方々も試飲。「あ!違う!」と声が上がります

 

試飲した笑顔の役場職員の方

「うん、違うことは分かる。分かるよ、違いは。ほんとに、嘘じゃなくて。でも6番だけぜんぜん違うから、最後に飲むとインパクトがあるなぁ」

 

1番から5番は、日本でもっとも多く栽培されている『やぶきた』という品種で、日本人がいちばん飲み慣れているお茶。6番は『さえあかり』という品種の茶葉を、ブレンドではなくひとつの農園で採れたものを使用しているので、味わいがぜんぜん違うみたい。

 

「1番から順に飲んで、味の感想をアンケートに書いていってくださいね~」

 

「いやぁ、6番はインパクトあるね。おれでも分かるもん。これどこのお茶?」

 

どこのお茶屋さんのお茶か確認する振興課課長

みなさんだんだんどこのお茶屋さんのお茶なのか気になり始めます

 

「これは、うちの家のです」

 

お話する憲正さん

実家で茶畑を管理している憲正さん

 

「…」

 

「自分のとこの、順番を最後に持ってきてインパクト出すの…ずるくねーか?(笑)」

笑顔で試飲する方々

 

この日提供されたのは、

新田製茶、②菊之園、③道の駅ピアチェーレ、④ますぶち園、⑤白川園、⑥健康農園の新茶です。

普段は何気なく飲むお茶も、こうやって急須で淹れて飲み比べると、匂いから味わいまでの違いを楽しみ自分の好みを見つけることができます。

たくさんの商品が並ぶ新茶の季節。ぜひこの機会にみなさんも試してみてはいかがでしょうか。

 

※2026年6月6日(土)、7日(日)に開催される朴葉フェスタでは、新茶まつりも同時開催されます!②~⑤のお茶を試飲できますので、みなさんこの機会にぜひ!

朴葉フェスタチラシ2026

 

取材年月:2026年5月 

  • 取材執筆/写真:

    澁谷尚樹

  • 監修:

    白川町役場振興課

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