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24.12.19
「新しい創業の手伝いって楽しい」講演会が開催されました!
こんにちは、ヤゴー編集部です。
12月18日(水)、岐阜市の柳ケ瀬商店街にある『やながせ倉庫』を立ち上げた上田哲司さんと、『古道具 mokku mokku』の店主である上田沙奈さん親子による講演会に参加してきました。
『やながせ倉庫』の始まりは、哲司さんが父親から相続した築50年の古ビル。
事業者がどんどん出て行ってしまうために「仕方なく始めた」改修が、結果として「新しい感覚を持った」若者の流入を呼び、まちづくりに繋がっていったと言います。
サラリーマンとして勤務する傍ら、平日の夜や週末の空いた時間で自ら改修工事を続けた哲司さん。(フロアの仕切りをなくし綺麗にするため「自分でハンマーを使って壁を壊した」というドラマ版GTOの第一話を彷彿とさせるエピソードは強烈でした…僕がその場にいたらGTOごっことかしたい)
その様子を見ていた『やながせ倉庫』入居者の方々も「面白そう!」とどんどんリノベーションに協力するようになり、それは柳ケ瀬商店街の他のお店にも波及していったそう。入居してる場所の大家さんがハンマーを振り回してたら、間違いなく気になりますよね…
父親である哲司さんの姿を学生時代から見続けた沙奈さんもそのうちのひとりで、学生時代から「すごく面白かった」と振り返るリノベーション作業に関わり、現在は『古道具 mokku mokku』を父親から引き継ぎ店主として仕事を進めています。
講演のなかでは、哲司さんが運営に携わる『サンデービルヂングマーケット』の話題も。
毎月第3日曜日に柳ケ瀬で開催されるライフスタイルマーケットで、そこで素敵なお店や人との出会いが生まれ、柳ケ瀬が毎月から徐々に毎日通う場所になる。
”「毎月」から「毎日」へ”というキャッチコピーを、まさに体現しているような気がします。
「魅力的なまちは”常に変化のあるまち”」と語った沙奈さん。
自分たちが置かれた現状を面白がり、少しずつでも行動を続けることで周りに人が集まり変化が生まれる。そういったまちづくりの体験談や想いを聞ける、貴重な場になりました。
上田哲司さん、沙奈さん、ありがとうございました!
家を『屋号』でよびあう慣習が根づく白川町そんな町の想いを集め人と集落と未来をつなぐ