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24.05.21
5/19(日)『東座ふれあい公演』開催!
明治22年に建てられた『東座』は、加茂郡内に唯一現存する地歌舞伎小屋です。
そこで毎年5月の第3日曜日に、地元住民により行われる地歌舞伎『ふれあい公演』
今年は31回目の開催となりました!
三番叟とは、天下泰平・五穀豊穣を祈る儀式舞踊。江戸時代では、顔見世興行の初日から三日間と、正月元旦には必ず披露されていたそう。
今年は、コロナ禍後はじめての三番叟が披露されました。
ちなみに僕は、次の演目に出演するためこの三番叟は観られませんでした…来年こそは観たい…!!
幼い頃、鷲に連れ去られ杉の木の上に置かれ、その後東大寺の高僧となった子と、30年我が子を探し続けた母の再開を描いた演目。近江国の百姓で泥臭く田舎じみた老婆と、今は東大寺の高僧となった子が、身分差を越えて対面する共感を呼ぶ場面が見どころの演目です。
この演目には…
ヤゴー澁谷も出演。
侍役として、周りに動じず一点を見つめ続けるという我ながら渾身の演技を披露しました。
動いちゃいけない時って、なんで急に顔とか痒くなるんでしょうね。痒くて仕方なかった…
悪事がばれて逃げる5人が、桜咲く稲瀬川の堤で捕手に囲まれるとそれぞれ名乗りをあげ、後の再会を約束して逃げていくという名場面を描いた演目。
コロナ禍で子ども歌舞伎を演じられなかった黒川中学校2年生が全員で披露した演目。それぞれの生徒に見せ場があり、会場は大盛り上がりです!
いやぁ…かっこいいなぁ…
曽我十郎・五郎の兄弟が、父の敵(かたき)である工藤祐経(つねすけ)と対面する演目。曽我兄弟の敵討ちに関する物語を脚色した『曽我物』と呼ばれる作品のひとつです。
今年で子ども歌舞伎は29回目。6年生総勢14人を応援しようと、保護者や地域の方がたくさん集まりました。「地域が一体になる」時間を、肌で感じる瞬間です。
客席からは子どもの名前が呼ばれたり、大きな拍手が起こります。
「ずっと座ってるのがしんどかったですが、頑張りました!」と振り返る子も…
すごい分かる。僕とおんなじ気持ち…
父の罪により由比ヶ浜で処刑されそうになる幼い兄弟が救われるという演目。こちらも寿曽我対面と同様、曽我兄弟をモチーフにした『曽我物』のひとつ。幼少期は一万・箱王と名乗っています。
小学生が演じる一万・箱王の振る舞いや、その2人を処刑しようとするもできない養父の表情や動きなど、見所たくさんの演目。
来られなかった方は、ぜひ来年は東座に足を運んでみてください!
演者をしてみたいという方もお待ちしております!
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