「白川町は人が良い」
地元の人や、町外から移住を決めたきっかけとして白川町でよく聞く言葉。観光地としてなら隣町(すんごい観光地さんが隣にいらっしゃいます…)に負けても、人の良さでは負けません!
でもそれは、実際に接してみないと分からないこと。
そもそも『人の良さ』とは、相手に興味を持ち、近づこうとする想いから生まれるもの。他人だけど、他人じゃない。都会では「おせっかい」と呼ばれるかもしれないその気遣いは、白川町に初めて来た人をも『地元』に帰ってきた感覚にしてくれます。
だからこそ、せっかく白川町を訪れてくれたなら…町に住む人と触れあう時間を楽しんで欲しい!
ということで『白川町に住む人=シラカワ人』に焦点を当てた【観光スポット×シラカワ人】を5つご紹介!自然が多く季節を堪能できる白川町ですが、今回は季節を問わず楽しめるスポットです。
「通り道だからふらっと立ち寄ってみようかな」なんて気軽な気持ちで、ぜひ白川町に足を運んでみてください!
➊土木遺産の白川橋 × 駅前のみんなのお母さん
白川口駅から徒歩すぐにあるのが、『白川橋』
大正15年に完成した鋼製のつり橋で、床材が変わった以外は当時の姿のまま!土木遺産にも登録されている、白川町が誇る観光スポットです。
遠くから橋の写真を撮るのも良し。実際に渡って飛騨川と白川町の山々を眺めるのも良し。
白川橋の写真は、白川町の整体屋である『健心』さんがInstagramでたくさん投稿されています!ぜひ参考にして、映える写真を撮ってみるのもおススメです!
白川口駅から白川橋を通って徒歩8分にあるのが、『パンショップイマイ』
手作りパンからお弁当、手土産に持っていけるお菓子まで幅広いラインナップ。
店主はヤゴーでも取材させてもらった今井富子さん。優しい笑顔と溌剌とした声は、まさにみんなのお母さん。(取材記事はこちら)
駅や町の中心部からも徒歩圏内のため、どこかに向かう途中で気軽に立ち寄ることができます!
<ルートMAP>
『白川橋』→『パンショップイマイ』
➋絶景を味わえる大山白山神社 × スイーツも楽しめるお茶屋さん
白川町民に「観光スポット教えて!」と聞くと、必ず出てくるのが『大山白山神社』
樹齢1200年を超える国の天然記念物である大杉、町の指定文化財である拝殿の絵天井(見学は要予約)など見どころ盛りだくさん!また、奥の院の裏手には御岳山を一望できる展望台があり、風と木々が揺れる音を聞きながら絶景を眺めることができます。
そんな白山神社からほど近く、白川町の中央部にあるのが『新田製茶』
店内では試飲をしながらお茶を選んだり、プリンやカヌレなどのオリジナルスイーツを茶畑を見ながら食べることができます!(人気商品のため、売り切れ注意)
店主は落ち着いた雰囲気の新田哲也さん。お茶や商品について丁寧に説明してくれます。気軽に白川茶の美味しさとこだわりに触れてみてはいかがでしょうか。
<ルートMAP>
『大山白山神社』→『新田製茶』
❸これぞ白川町の茶畑 × 地域の野菜直売所スタッフ
白川町の特産品である白川茶。その味だけでなく、綺麗に整備された茶畑は白川町の象徴のひとつです。
ヤゴーシラカワでも何度も使っているこちらの写真は、白川地区の葛牧(くずまき)にある茶畑。近くには『葛牧白山神社』があり、車を停めておくこともできます。ぜひお気に入りの一枚を撮影してみてください!
葛牧からほど近くには、『道の駅ピアチェーレ』と、美濃白川産直総合施設である『よいいち(41)美濃白川』が!お茶など白川町のお土産から地域の野菜、お弁当まで、白川町のあれこれを満喫することができます。
『よいいち(41)美濃白川』内にある『白川野菜村チャオ』
店員の熊崎ゆりこさんは気さくで、地域の方たちとお喋りしている光景はいつものこと!どこかへ観光がてらに、地元の人と喋り地元の野菜を買う。そんな時間も、心が落ち着き旅の思い出になりますね。
<ルートMAP>
『葛牧白山神社』→『よいいち(41)美濃白川』
➍三十三か所観音様めぐり × 地元民の憩いの場、田舎のコンビニ
蘇原地区の切井にある、『隠居山観音』
三十三体の観音様と、全国でもここにしかない8歳の時の弘法大使 空海が「立弘法」として祀られています。
所要時間は1時間30分ほどですが、小さなお子様やご高齢の方向けのコースもあり、切井の気持ちの良い空気を味わいながら自分のペースで身体を動かすことができます。
その近くにあるのが、蘇原地区の赤河にある田舎のコンビニ『鈴廣』
店主の鈴村一廣さんと看板犬のチャコちゃんがつくるのんびりとした空気感により、地元の方が集まる憩いの場となっています。チャコちゃんに会いに、隣町の恵那市から来店される方もいらっしゃるんだとか!
コンビニならではの品揃えに加え、『オリジナル焼酎の量り売り』という珍しい商品が目玉!ぜひ歩いた帰りには、お店の前のベンチや店内のイートインスペースでゆっくりと時間を過ごすのはいかがでしょうか。
<ルートMAP>
『隠居山観音(駐車場)』→『鈴廣』
❺東濃ヒノキを使ったバレル(樽型)サウナ × 名物かつ丼を振舞う元気なおばあちゃん
白川茶に並ぶ特産品である『東濃ヒノキ』。それを使ったバレルサウナを黒川地区で堪能することができます。
黒川地区に二ヶ所あり、どちらも要予約。じんわりと温かくなり、ヒノキの香りをかぎながらリラックスしてサウナを楽しむことができます!
『里山ゲストハウス 晴耕雨読とみだ』では、Wi-Fiの完備された環境で、宿泊やワ―ケーションに取り組みながらサウナを利用することが可能。
『有機農家の”和ごころ農園”が営む里山のサウナ』では水風呂として川に入ることができ、里山ならではの体験を味わうことができます。
黒川地区にある『杉の子』
店主のチズ子さんは、熊本出身。くしゃっとした笑顔とフレンドリーな対応は、なんだか初めて会ったという気がしません。
名物は何と言っても『かつ丼』
歯ごたえがあり、ジューシー!ふと思い出して食べたくなるシンプルな味は、地元の方にも大人気です!
<ルートMAP>
『里山ゲストハウス 晴耕雨読とみだ』→『杉の子』
<ルートMAP>
『有機農家の”和ごころ農園”が営む里山のサウナ』→『杉の子』
いかがだったでしょうか?
行ってみたい場所、会ってみたい人。ひとつでも思い当たれば、みなさんももう白川町の一員です。
ぜひ『みんなの地元』白川をお楽しみください!